3輪タイプが多いデリバリーバイクは原付免許があれば大丈夫なのか疑問や不安を持つ方もいるのではないでしょうか。そこで原付免許で乗れる電動デリバリーバイクの特徴やスペックについてリサーチし紹介しています。
デリバリーバイクは3輪タイプのものでも排気量50cc以下ならば基本的に原付免許だけあれば運転できます。原付バイク扱いですので、法定最高速度は時速30kmで2段階右折のルールに従わなければなりません。ただし出力が低い電動デリバリーバイクの中でもミニカー登録されているものは普通自動車免許が必要です。
配達業務での使用に実績のある原付免許で乗れる電動デリバリーバイクの特徴や注目すべきポイント、価格・スペックなど基本情報について紹介します。
aidea株式会社が提供する「AAカーゴ」シリーズは大型スクリーンとルーフを搭載し、配達業務向けにさまざまな工夫が施されている電動3輪デリバリーバイクです。AA-Cargo α4/α8は原付一種なので原付免許があれば運転可能です。
悪路や段差に強いリアサスペンションや13インチの大径ホイールを装備。逆回転バック可能など優れた性能を持つだけでなく、イタリアのデザイナー担当で2018年にはグッドデザイン賞も受賞(※)しています。
車体と荷台の優れた安定性を実現したEVデリバリーの原付登録モデルです。ルーフなしとルーフ付きタイプを用意しており、オプションにて積載BOXを追加できます。カラーはブラックやホワイトのカラーのほか、要望に応じて特別カラーも提供可能。
航続距離は100kmと比較的長く、最大速度は40km/h。充電は家庭コンセント100V電源で行え、6~8時間で満充電となります。法定最大積載量は30kgとミニカー登録モデルよりも少ないものの、デリバリーでは大いに役立ちそうです。登坂角度も15度あり、登り坂でも安心して走行できそうです。
なお、1年間の盗難補償や車体保証のほか、定期訪問メンテナンスやロードサービスなどサポートも充実しています。
原付免許で乗れる電動デリバリーバイクは配送業務に手軽に利用できるメリットがあります。その一方で最高速度は30km/hで2段階右折が必要などの制限もあります。
デリバリーバイクを選ぶ際には自社が行う配送業務に適するかどうかが重要です。見かけだけでなく価格や性能も含め総合的に判断することをおすすめします。
屋根付きの電動デリバリーバイク
ヘルメットなしでも乗れる電動デリバリーバイク
二段階右折をしなくてもいい電動デリバリーバイク
普通免許で乗れる電動デリバリーバイク
積載量30kg以上も可能な電動デリバリーバイク
コスパ◎でメンテナンスが楽!
おすすめの電動
デリバリーバイク4選
安定感に優れる三輪(前一輪・後二輪)の電動デリバリーバイクをつくっているメーカーは4社(2021年8月調査時点)。4社のうち、航続距離が長いリチウムイオンバッテリーを使用していて熱い日差しや雨を避けられる屋根付きのものからそれぞれ最も安いタイプをピックアップして比較しました。
ジャイロキャノピーe
(本田技研工業株式会社)