キャノピーが意味する「屋根」の通りに、運転席を覆う大型ルーフを備えているのが特徴で、車種は1タイプのみです。他のジャイロシリーズと同様に後輪の浮きを抑えるスイング機構や後輪の回転差を調整するディファレンシャル・ギアで走りやすさを実現します。
エンジンは水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒を採用しているため動力に充電は必要ありません。燃料消費率は54.5km/L(30km/h定地燃費値)で最高出力3.4kW/7,500rpm、最大トルク0.45kgf・m/7,000rpmです。
コーナリングがしやすい機構に加え、横幅の広いフロントスクリーンにはダブルリンク式ワイパーを装備しているため風雨を防ぐだけでなく、悪天候でも視界を確保し安全運転をサポート。またパーキングロックレバーによりワンタッチで駐停車ができます。
荷台部分は汎用性の高いデッキタイプを採用。荷掛けフックも備えているため、不安定な形状の荷物もしっかり固定することができます。またオプションでメッシュタイプのインナーバスケットを取り付けることも可能で、操作性を落とさずに小型荷物を運べます。
ランニングコストがガソリンバイクと
年間12万円以上も変わる⁉︎
電動デリバリーバイク3選
購入もアフターサポートも全国にあるホンダの販売店が窓口となって対応します。すべてのバイクには2年保証が適用されるので補償整備は無料。またチューブレスタイヤやさびにくい構造のケーブルなど耐久性が高いためメンテナンスの手間と費用を押さえられます。
チャレンジ精神を重んじるホンダでは新しいアイデアを高い技術力で実現しさまざまなエンジンや車を提供してきました。二輪・四輪車から耕運機、航空機まで幅広く事業を展開。ガソリンエンジンだけでなく新型電気自動車の開発にも積極的に取り組んでいます。
メーカー名 | 本田技研工業株式会社 |
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営業時間(定休日) | 24時間営業 |
購入方法 | 販売店(要問合せ) |
所在地 | 東京都港区南青山2-1-1 |
問い合わせ電話番号 | 03-3423-1111(代) |
公式URL | https://www.honda.co.jp/ |
ジャイロキャノピーのタイプは1種類のみですが、操作性と安定性を両方備えるバランスの良さが特徴的です。業務用だけでなく通勤にも便利な大型ルーフが標準仕様で装備されており、今後EV化が進んだ際も同じコンセプトの3輪バイク登場の可能性があります。
コスパ◎でメンテナンスが楽!
おすすめの電動
デリバリーバイク4選
安定感に優れる三輪(前一輪・後二輪)の電動デリバリーバイクをつくっているメーカーは4社(2021年8月調査時点)。4社のうち、航続距離が長いリチウムイオンバッテリーを使用していて熱い日差しや雨を避けられる屋根付きのものからそれぞれ最も安いタイプをピックアップして比較しました。
ジャイロキャノピーe
(本田技研工業株式会社)