ランニングコストを抑えられ、環境に優しいうえメンテナンス性や静音性にも優れているのが電動デリバリーバイクです。ただ、電動デリバリーバイクにも故障トラブルが生じることも。そこで重要なのがデリバリーバイクの保証です。ここでは、電動デリバリーバイクの故障や保証について紹介します。
電動デリバリーバイクの故障トラブル例と対策を紹介します。
バイクのバッテリーが上がってしまうとエンジンがかからなくなってしまいます。バッテリーの電力がセルモーターを回してエンジンを始動させているため、「セルモーターが回っていない」という場合はバッテリーを充電する必要があります。もしもバッテリーを充電しても改善されない場合はメーカーに相談し、保証を受けるのがおすすめ。保証が付いていない場合は近隣のバイクショップまで相談しましょう。
電動デリバリーバイクは雨天でも乗れるものの、バッテリーには防水処理が施されていません。そのため、充電中に雨や水に濡れないようにすることが大切です。また、大雨の日の走行や水溜まりの走行は事故につながる恐れもあるため乗車はおすすめできません。
漏電してしまった場合の保証は使用状況にもよりますが、メーカーに相談してみると良いでしょう。
コンセントにさしてもバッテリーが充電できない場合は、まずコンセントの電圧を確認しましょう。電圧が100Vを下回っていると充電できません。たとえばコンセントタップを使用している場合は電圧が下がってしまいます。
100V以上あるのに充電できない場合は故障を疑い、メーカーやバイクショップに相談しましょう。
タイヤの空気圧が低いとパンクすることがあります。パンクをしたらタイヤの交換やチューブの修理・交換を行います。交換方法についてはメーカーの説明書を確認しましょう。
電動デリバリーバイクには保証が付いているものもあります。保証期間や保証対象、内容はメーカーや車種によって異なるものの、購入日からの期間や走行距離を定めています。
電動デリバリーバイクの保証では、期間中であれば故意に破損させていない限り保証を受けられることがほとんど。通常使用の範囲で故障してしまった場合なら、メーカー保証によって無償で修理対応をしてもらえるでしょう。
H2保証付きの電動デリバリーバイク故障トラブル時にも安心して対応できるよう、電動デリバリーバイクのメーカー保証は重要なポイント。ここでは、保証付きの電動デリバリーバイクを紹介します。
最高速度が60kmのため、スピーディな宅配業務を実現してくれるEVデリバリー。EVデリバリーには「無料安心パック」が付いており、盗難補償やロードサービスを受けることができます。
たとえばデリバリー中の故障トラブルでも、年中無休24時間体制で電話対応が可能。現場への出張修理や無料レッカーサービス(20kmまで)も行ってくれるため、安心して配達できるのが魅力的です。
三輪トライクによってパワフルな走りを実現しています。また、開口部が広く、容量500L・最大積載量150kgのため少量・軽貨物の配達業務にぴったり。
バッテリーは6ヵ月間、その他の部品については1年間(または累計走行距離1万km未満)の保証が付いています。通常の利用内かつ保証期間中であれば無償で修理対応が可能です。
原付一種と原付二種の計4種類があるAA-カーゴ。大型フラットな荷台を採用しており、少量・軽量の荷物の配達におすすめです。さらにバッテリーサブスクプランを利用すれば毎月定額で運転可能。バッテリーをレンタルするためランニングコストを一定にできます。
保証は2年間または3万kmまで付いており、バッテリーは新品の50%の容量を保証してくれます。
コスパ◎でメンテナンスが楽!
おすすめの電動
デリバリーバイク4選
安定感に優れる三輪(前一輪・後二輪)の電動デリバリーバイクをつくっているメーカーは4社(2021年8月調査時点)。4社のうち、航続距離が長いリチウムイオンバッテリーを使用していて熱い日差しや雨を避けられる屋根付きのものからそれぞれ最も安いタイプをピックアップして比較しました。
EV デリバリー
(株式会社ブレイズ)
引用元:株式会社ブレイズ公式HP
https://portal.blaze-inc.co.jp/evdelivery/
ジャイロキャノピーe
(本田技研工業株式会社)
引用元:本田技研工業株式会社公式HP
https://www.honda.co.jp/GYROCANOPYe/
ラヴィータ バン500
(株式会社アクセス)
引用元:株式会社アクセス公式HP
https://access-trd.co.jp/lavitavan500
aa カーゴα4
(aidea株式会社)
引用元:aidea株式会社公式HP
https://aidea.net/products/aa-cargo