電動デリバリーバイクの選び方について、電池や充電方法など、6つのポイント別に紹介。目的や用途に合った電動デリバリーバイクを選ぶ際の参考にしてください。
鉛やシリコンを使用している電池は、重量があり電池残量が減るにつれて出力が落ちることがあります。一方、リチウムイオンバッテリーは、サイズ、重量ともにコンパクトで着脱しやすく、バッテリーだけを外して家の中で充電することも可能。電池残量が減っても出力は比較的安定しており、寿命が長いことも魅力です。
ルーフ付きタイプの電動デリバリーバイクであれば、雨天時や夏の日差しが厳しいときでも快適に走行することができます。雨や風、強い日差しで視界が遮られることもないため、安全性を確保することも可能です。
充電する方法には、バッテリーのみを取り外して家庭用のコンセントで充電が可能な交流電源で充電する「普通充電」のほか、車体ごと専用の充電スタンドやコンセントで充電する「急速充電」があります。充電時間には差がありますが、使いやすい充電方法に合ったものを選ぶことが大切です。
電動デリバリーバイクは、配達する商品のサイズや量に合った容量のリアボックスを選ぶことが大切です。容量が小さいと商品が入らなかったりつぶれたりすることも。大きすぎても振動で商品の形が崩れてしまうこともあります。メーカーによっては、他社のリアボックスを取り付けることもできるので適切な容量のものを選ぶことが可能です。
事故防止の面から安全面に配慮されたものを選ぶことは必須です。発進やカーブ、坂道の走行がスムーズかどうかも重要。メーカーによっては、低重心設計で安定性が高く、スピードの出しすぎを回避することができるものもあります。
同じ電動デリバリーバイクであっても、必要となる免許が異なることもあります。自動車と同様の扱いで二段階右折が不要、法令上ヘルメット着用の義務がないものも。さらに、運転台と荷台が分かれていて荷台が傾かないものもあります。免許の種類や運転のしやすさでストレスのないものを選ぶようにしましょう。
電動デリバリーバイクの選び方のポイントには、バッテリーや充電方法、ルーフの有無、リアボックスの容量や安全性、運転のしやすさなどがあります。なるべく多くの条件を満たし、コスパに優れた電動デリバリーバイクを選ぶようにしましょう。
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ジャイロキャノピーe
(本田技研工業株式会社)