原付デリバリーバイクの原付ミニカー登録とは何を意味するものなのか、また、登録することによって得られるメリットや注意すべき点などについて説明します。
まず、ミニカーとは、道路交通法上で「総排気量〇・〇五〇リツトル以下又は定格出力〇・六〇キロワツト以下の原動機を有する普通自動車」(※)と規定されているものを指します。
簡単に言うと50cc(0.6kw)以下のエンジンまたはモーターをもつ普通自動車のこと。このうち、原付バイクを改造することにより、普通自動車扱いのミニカーとして登録されたものが原付ミニカーと呼ばれています。
同じ50cc以下であっても、普通自動車と原付の区分があり、輪距(自動車の左右の車輪の中心間の距離)によって区別されています。
2輪の場合は原付、3輪以上の場合は、輪距が50cmを超えるものが普通自動車扱いとなります。
原付は交差点で右折する際、交差点の側端に沿って通行し二段階右折をしなければなりません。同様に、原付3輪の車両は2輪原付と同じ扱いとなるため、二段階右折が必要です。
一方、原付ミニカーは普通自動車として取り扱われるため、片側3車線以上の道路から右折する場合であっても二段階右折の必要がありません。したがって、配達先へより早く到着することが可能となります。
公道で一般車両の法定速度が60km/hであっても、原付の法定速度は30km/hに規定されていることがよくあります。
原付であれば、30km/hを遵守しなければなりませんが、原付ミニカーは普通自動車扱いとなるため、一般車両と同様に60km/hで走行することが可能です。そのため、単純計算で原付に比べて2倍のスピードで配達をすることができます。
原付、自動二輪車はヘルメット着用が義務付けられています。一方、原付ミニカーは、普通自動車と同様の取扱いとなるため、ヘルメットを着用しなくても違反に問われることはありまん。ただし、安全面を考慮して、公道ではヘルメット着用が推奨されています。
原付3輪であっても輪距が50cmを超えるものであれば、原付ミニカーとして登録することができます。原付ミニカーとして認められた場合は、水色のナンバープレートを取り付けることが可能です。
一方、自己改造などにより、車体の構造がミニカーの構造要件に該当しない場合は、ミニカーとして認定されません。事故を起こした際に自動車保険の適用を受けることができなくなるため、注意が必要です。
原付ミニカー扱いなので、二段階右折やヘルメットの義務はありません。60 km/hまでの速度が出せるため、バイクに不慣れな方でも目的地まで素早くたどりつけるでしょう。スイング機構という運転席と荷台が分かれるタイプになっており、低重心なので安定した走行が可能なのでカーブの時もスムーズに曲がれるのも魅力的なバイクです。
運転席を覆っている大型ルーフが搭載されているのが特徴的なバイクです。ジャイロシリーズと同様に、スイング機構・ディファレンシャル・ギアなどの機能を備えているので非常に走りやすくなっています。荷台の部分はデッキタイプを採用しており、荷掛けフックもあるため不安定な荷物でも固定でき、目的地までしっかりと運ぶことが可能です。メッシュタイプのインナーバスケットを取り付けるオプションもあり。
フルカーボンボディになっており、カーボンフレームは一体成型のバイクです。5段階のモーター出力でスピードをコントロールでき、最大で45km/hの速度が出せるため、急な坂道でも走行しやすいでしょう。Future社独自の「マルチリーンステアサスペンション」と「ロアアーム設計」を採用し、コーナリングの安定性もアップ。また約4時間でフル充電できるのも、使いやすい特徴と言えます。
原付ミニカーとは、50cc(0.6kw)以下で輪距が50cm以上のものです。登録することにより、普通自動車と同様の法定速度などのメリットを受けることができます。電動デリバリーバイクを選ぶのであれば、原付ミニカー登録が可能なものをおすすめします。
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ジャイロキャノピーe
(本田技研工業株式会社)