「デリバリーバイクをカスタム?」と驚く方もいるかもしれませんが、カスタムによって利便性アップやミニカー登録などが可能になります。そこで、デリバリーバイクをカスタムするメリットのほか、カスタムによって実現できることについて紹介します。
デリバリーバイクをカスタムして、操作性や利便性を向上することができます。たとえばサスペンションをカスタムして乗り心地を良くしたり、転倒時の保護としてスライダーやエンジンガードを付けたりするのもおすすめ。
また、スマホホルダーを取り付ければ、スマホをナビ代わりとして使用することができます。デリバリーでは道順が分からない場所への配達もありますから、スマホホルダーがあればバッグやポケットから取り出さずに確認可能。ただし運転中の操作や2秒以上見た場合は、「ながら運転」だと判断され罰則を受けるため注意が必要です。
デリバリーバイクのカスタムで抵抗感が少ないのがペイントなどのドレスアップでしょう。デリバリーバイクが普及してきた近年では、同じようなデザインのバイクが並んで駐車されていることも。カスタムしたバイクなら、一目見ただけで自車両を判別できるでしょう。
また、デリバリーバイクを企業独自のデザインや目を引くデザインにすることで、走行中も企業ブランドをアピール可能。配達しながら宣伝効果を得られます。
デリバリーは雨の日こそ注文が多くなりますから、配達員や商品を濡らさないための屋根やボックスは必須。デリバリーの用途でバイクを購入する場合は屋根付きを選ぶケースが多いのだそうです。
なお、フロントやリア部分につけられる屋根やボックスは、そのバイクのメーカー以外のものをつけることも可能。購入したバイクの屋根やボックスのデザインや機能性に不満がある場合は、好みのメーカーの製品を購入してカスタムすると良いでしょう。
原付型のデリバリーバイクを所有している場合、車体を改造してミニカー登録をすることができます。ミニカーとは、20cc~50cc以下のエンジン(電動の場合は0.25kW~0.6kW以下)を搭載した3輪~4輪の車両であり、普通自動車免許で走行可能。ミニカー登録には以下のメリットがあります。
ただし原付免許や自動二輪免許のみでは運転できなかったり、登録の手間や軽自動車税がアップしたりといったデメリットもあります。デリバリーバイクの用途や使用環境を踏まえたうえで、カスタムをしてミニカー登録をするべきか検討しましょう。
コスパ◎でメンテナンスが楽!
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デリバリーバイク4選
安定感に優れる三輪(前一輪・後二輪)の電動デリバリーバイクをつくっているメーカーは4社(2021年8月調査時点)。4社のうち、航続距離が長いリチウムイオンバッテリーを使用していて熱い日差しや雨を避けられる屋根付きのものからそれぞれ最も安いタイプをピックアップして比較しました。
ジャイロキャノピーe
(本田技研工業株式会社)