このページでは、訪問マッサージ業の移動手段として徒歩、車、原付バイクのメリット・デメリットをそれぞれ比較してみました。また、訪問マッサージ業に合ったバイクの選び方やおすすめの電動バイクも紹介しています。
訪問マッサージ業の移動手段としてあげられるのは、徒歩、車、原付バイクです。それぞれにメリット・デメリットがあるため、移動手段に何を求めるのかを考えながら検討すると良いでしょう。
訪問マッサージ業を徒歩で行うメリットは、移動コストがかからないことです。経費をなるべく抑えて訪問マッサージ業を運営したい人にとっては、車両の購入やガソリン代の必要がない徒歩は最適な移動手段と言えるでしょう。
ただし、徒歩だと体力的な負担から移動できる範囲や数に限りがあるため、訪問できるエリアが制限されます。利益にも影響が出てくるので、もっと移動範囲の広い移動手段の検討が必要になってくるかもしれません。
移動店舗車を使って、マッサージ業を行うという方法もあります。移動店舗車でマッサージ業を行うメリットは、店舗型と出張型のいいとこ取りができる点。移動店舗車なら家賃がかからないほか、自分の施術しやすいように必要な設備の設定・配置ができます。
また、家賃や光熱費が発生しない分、マッサージの料金を低く設定でき、競合店との差別化を図ることが可能。施術を行う場所も固定されないため、広範囲で集客できるメリットもあります。
一方でデメリットは、移動店舗車の購入やガソリン代といった経費がかかること。また、駐車スペースの確保が難しく、収入が安定しにくいというデメリットもあるため、移動手段とする場合は慎重に検討する必要があります。
移動手段としての原付バイクの魅力は、徒歩よりも移動範囲が広く、車よりも移動コストがかからないことです。徒歩でデメリットとなった移動範囲や体力的な負担をカバーできるため、より多くの件数をこなすことが可能。それにより、得られる利益も大きくなります。荷台付きのものを選べば、マッサージに必要な道具を持ち運ぶ負担もかかりません。
ただし、原付バイクだと交通ルールにより二段階右折が必要なため、巡回ルートによってはスムーズに移動できない場合もあり。また、雨や強風の影響を受けやすく、転倒による事故にも気をつける必要があります。
移動手段にバイクを選ぶ場合は、ランニングコストを抑えられる電動バイクがおすすめです。電動バイクは航続距離が短く、移動中の充電ポイントの確保が難しいというデメリットはありますが、航続距離内でのエリア巡回なら事前にチャージしておくことで充電切れを回避できます。また、いつでもどこでも充電できるように、バッテリーを取り外して家庭用のコンセントで充電できるものを選ぶと良いでしょう。
スタッフのなかには普段バイクに乗らないという人もいるはずなので、バイクに乗り慣れていない人でも安心して走行できる車種がおすすめです。3輪のバイクや横揺れ防止機能がついたものなら、安定した走行が可能。また、運転席と荷台が一体化していない車種だと荷台の重量に引っ張られないため、カーブ時の転倒のリスクを軽減できます。
そのほかにも、屋根付きの車種なら雨や日差しの影響を受けにくく、天気の悪い日や夏場でも快適に走行しやすいメリットがあります。
電動バイクのなかから、訪問マッサージ業で活躍できそうな車種をピックアップして紹介。それぞれの特徴やスペックをまとめているので、バイク選びの参考にしてください。
EVデリバリーのミニカーモデルは二段階右折する必要がなく、速度も60km/hまで出せるため、依頼者のもとにスムーズに訪問することが可能。また、安定性に優れた三輪のバイクで横揺れ防止機能もついているため、カーブの多いエリアでも安心して走行できます。
搭載されているBluetooth機能を使えば、音声アプリの道案内をもとに移動できるため、さまざまなお宅に向かう訪問マッサージ業に最適。原付免許だけで運転できる原付モデルなら普通自動車免許を持っていない人でも採用でき、増員を叶えやすいのも魅力です。
ホンダが提供するルーフ付きの電動三輪スクーターです。安心感のある走りを実現したスイング機構を採用しているほか、ウインドスクリーンには雨の日でも広い視界を確保できる電動式ウインドスクリーン・ウォッシャーとダブルリンク式ワイパーを装備。さらに大型のルーフを組み合わせたことで、天候の影響を受けにくい電動バイクとなっています。
バッテリーは交換式のため、充電済みのモバイルパワーパックと交換すれば充電を待たずに走行することが可能。巡回しやすさを重視したい人におすすめです。
コスパ◎でメンテナンスが楽!
おすすめの電動
デリバリーバイク4選
安定感に優れる三輪(前一輪・後二輪)の電動デリバリーバイクをつくっているメーカーは4社(2021年8月調査時点)。4社のうち、航続距離が長いリチウムイオンバッテリーを使用していて熱い日差しや雨を避けられる屋根付きのものからそれぞれ最も安いタイプをピックアップして比較しました。
ジャイロキャノピーe
(本田技研工業株式会社)