電動バイクとガソリンバイクを4つのポイントで比較。ポイントによっては圧倒的な差があることも。気になる違いがわかればデリバリーバイク選びの参考になるでしょう。
ガソリンバイクが50km走行するのに必要となるガソリン代は、約270円(燃費25km/L、1L=135円とした場合)。一方、電気バイクが50km走行するのに必要となる電気代は、約75円(1km当たり約1.5円 1kwh=26円)。その差は歴然です。
また、エンジンを搭載していない電動バイクは、エンジンオイルやエレメントの交換も必要ないため、年間で計算するとガソリンバイクに比べて9万円もお得になります。
電動バイクとガソリンバイクの乗り心地にはそれほど大きな差はありませんが、電動バイクは、音が静かであるとともに発進や坂道走行、カーブがスムーズです。
また、運転席と荷台が分かれるスイング機構タイプの電動デリバリーバイクは、低重心で安定性が高く転倒リスクを軽減できるように設計されています。
排気量による違いはありますが、ガソリンバイクは300Km以上と圧倒的な航続距離が期待できます。一方、電動バイクでも大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載することにより、1回の充電で100km走行することも可能です。
デリバリーバイクとして使用する場合は、1回の充電だけで1日に必要な層校距離を確保することができるでしょう。
ガソリンバイクは、エンジンを搭載しているため、定期的にエンジンオイルやエレメントの交換が必要です。また、エンジンの不具合によりメンテナンスが必要となることも。
電動バイクの場合は、タイヤ・ライト・ブレーキパッドの交換など、車やバイクに共通する基本的なメンテナンスのみ。頻繁にバッテリー交換が必要となることもありません。
ガソリンバイクは環境汚染の原因となるCO2を排出しますが、電動バイクはモーターを動力とするためCO2を排出しません。そのため、ガソリンバイクよりも電動バイクの方が環境性能に優れていることは明らかです。
近年バイクの電動化が進められていますが、その背景として「CO2排出量実質ゼロ」という目標があります。これまで主流であったガソリンバイクも、CO2排出量の削減など環境対策におけるさまざまな取り組みをしてきました。しかし排ガス規制が年々厳しくなっていることもあり、各メーカーとしても電動バイクの開発・販売を進めていきたい考えです。
ガソリンバイクは電動バイクに比べて圧倒的な航続距離があることが魅力です。一方、ランニングコストやメンテナンスの面では、電動バイクが有利。
また、二酸化炭素を排出しない電動バイクは、環境に配慮しているとして企業のイメージアップにもつながります。
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デリバリーバイク4選
安定感に優れる三輪(前一輪・後二輪)の電動デリバリーバイクをつくっているメーカーは4社(2021年8月調査時点)。4社のうち、航続距離が長いリチウムイオンバッテリーを使用していて熱い日差しや雨を避けられる屋根付きのものからそれぞれ最も安いタイプをピックアップして比較しました。
EV デリバリー
(株式会社ブレイズ)
引用元:株式会社ブレイズ公式HP
https://portal.blaze-inc.co.jp/evdelivery/
ジャイロキャノピーe
(本田技研工業株式会社)
引用元:本田技研工業株式会社公式HP
https://www.honda.co.jp/GYROCANOPYe/
ラヴィータ バン500
(株式会社アクセス)
引用元:株式会社アクセス公式HP
https://access-trd.co.jp/lavitavan500
aa カーゴα4
(aidea株式会社)
引用元:aidea株式会社公式HP
https://aidea.net/products/aa-cargo