訪問看護、訪問介護の移動手段、自転車、バイク、車それぞれのメリットとデメリットについ紹介。また、電動バイクを選んだ方がいい理由や選び方のポイントについても説明します。
訪問看護や訪問介護は、心身の病気や障害があり、在宅治療・在宅療養している人にとって必要不可欠なもの。1日に複数の在宅訪問をする必要があり、移動手段は徒歩、自転車、原付バイクが多いようです。それぞれのメリットデメリットを紹介します。
小回りが利き、燃料費もかからない自転車は、訪問看護や訪問介護にぴったりです。その反面、介護や看護に必要となるアイテムを携行する必要があるため、荷物を搭載して自転車を運転するのは大変。また、距離が離れたお宅を複数訪問するのには体力も必要で、時間の制約も気になります。
広い駐車スペースを必要とせず、体力に関わらず比較的狭い道でも走行できることが大きな魅力。自宅と訪問先をダイレクトに行き来することができ、直行直帰も楽。一方、ヘルメットの着用や交通ルールの順守、荷物の搭載など、注意すべき点もあります。
天候、移動距離、荷物の量を気にすることなく訪問できることが大きなメリットです。一方、訪問先に駐車スペースがない、狭い路地が多い、ガソリン代がかかるなどの問題点も。車検やメンテナンスのコストもかかります。
電動バイクであれば、充電にかかる電気代だけでランニングコストを抑えた訪問が可能です。また、3輪であれば安定した走行で安全性も確保でき、二酸化炭素を排出しない地球環境に優しいバイクであることからクリニックや事業所のイメージアップにもつながります。
電動バイクの充電方法には、バッテリーを取り外して家庭のコンセントから充電できるものと充電ステーションや外付けコンセントから車体ごと充電するタイプの2つがあります。バッテリーの着脱が可能なタイプなら、車体のサイズや重量に関わらず、いつでもどこでも充電することが可能です。
デリバリーバイクは、狭い路地にあるお宅を訪問するときに便利な移動手段です。ただし、バイクの運転に慣れていないと、路上を走るのが怖いと感じる人もいます。そこでデリバリーバイクのなかから、安定した走行が可能なバイクをピックアップしました。
EVデリバリーは安定性に優れた三輪のバイクで、横揺れ防止機能もついているのでカーブの多い道の走行でも安心です。三段階の速度調整機能も搭載されており、最大速度をコントロールできるのも魅力。また、原付免許だけで運転可能な原付モデルのバイクも登場したため、普通自動車免許を持っていない看護師や介護士を雇うことができ、人員増員を叶えられるのもポイントです。
AA-カーゴは三輪なのに加え、13インチ大径ホイールを採用しているため、安定した走行を実現しています。また、天気の悪い日でもサービスを提供しに利用者の自宅を訪れなくてはいけない訪問看護・介護において、雨風がしのげる大型スクリーンとルーフが搭載されているのも嬉しいポイントです。そのほか、原付免許だけで運転可能な車種も展開しています。
訪問看護、訪問介護の移動手段には、自転車、バイク、車などがあります。それぞれにメリット、デメリットはありますが、電動バイクならランニングコストを抑えられるうえに、安全性や環境にも配慮した走行が可能。電動バイクを選ぶなら、バッテリーの取り外しができて充電しやすいタイプがおすすめです。
コスパ◎でメンテナンスが楽!
おすすめの電動
デリバリーバイク4選
安定感に優れる三輪(前一輪・後二輪)の電動デリバリーバイクをつくっているメーカーは4社(2021年8月調査時点)。4社のうち、航続距離が長いリチウムイオンバッテリーを使用していて熱い日差しや雨を避けられる屋根付きのものからそれぞれ最も安いタイプをピックアップして比較しました。
ジャイロキャノピーe
(本田技研工業株式会社)